まめこが憧れのシンプルライフを目指す!

片付けが苦手なまめこと申します。すぐリバウンドしてしまう…すぐに戻す習慣を付けて、憧れのシンプルライフを目指します。2児の母になりました。

母の決断

私の母(58)は物を溜め込む&あまり捨てられない女性です。

それは昔からでした。

私も人のことは言えませんが…

物心ついた頃から部屋はいつも散らかってました。片付けるとなったらすごく綺麗になるのですが、それは長く続きません。

自営業で両親ともに働いていてすごく忙しかったからなのかなと思います。

 

母が育った家は常に整理整頓されていたそうです。

 

私が母に対してこれはマズイと思った瞬間があり、母に強く断捨離とミニマリストの事やカレンキングストンさんの本を勧めて来ました。

 

私が結婚し子育てもひと段落して、孫育ても忙しいけれど近くに私が居ないので自分の趣味を持ちたいと始めたのが和裁と洋裁とエコクラフトで編むカゴ作りでした。

 

マズイと思ったことは和裁を始めてから、古着の着物をたくさん集め始めました。

自分の着物もあるのに、あの色がないこの色の着物が必要だなどと言って、六畳の物置部屋の半分くらいの量の着物を見た時にさすがにこれはマズイなと思いました。

 

直感でこのままだと将来ゴミ屋敷になってしまう!と思いました。

 

そこから私の説得が始まりました。

まず他人の着物には念がこもっているから、これ以上集めるのはやめた方がいいと伝えました。

何故そんな事を言うかと言うと、祖母がよく言っていたのです。

他人の物には念がこもる。だから人の物をもらったりするな。と。

そう言う事を言われて育った私は中古品が好きではありません。

母もそのはずだったのに何故か古着の着物を大量に抱え込んでいました。

 

私から見た母は色々と悩んでいる様子でした。

 

まだ私自身も未知の世界ですが、不用品を捨てて必要最低限の物で暮らす。

そうすると運気が回って来るらしいよ!と伝えました。そうとは言い切れませんが…

元々、断捨離の本は読んでましたが捨てると言う事や自分と向き合うことが出来ず、中々決断出来なかったようです。

 

たくさん話すうちに、母が『わたし、和裁を辞める!着物を全て必要な人にあげる!』と言い出しました。

 

『本当に和裁はやりたい事だったけれど、作品を作ってもたまる一方。あの着物が欲しい、この着物が欲しいとなる』と。

 

先週と今週で親戚や友だちに好きな着物を持って行って!と連絡したら皆んな欲しい欲しいともらいに来ます。

 

断捨離効果の話などを聞くうちに捨てたくなったそうです。

 

ついには嫁入り道具のタンスや鏡台までも処分しました。これには私も驚きです。

 

理由は昔の家具は背も高く大きいし場所もとる、もっと年をとったらきっと捨てられなくなるから今捨てる!と捨てに行きました!

 

ごちゃごちゃしていた両親の部屋は広々としてスッキリしました。

 

両親ともに背の低い5段くらいのチェストを購入し、ワンシーズン1人1つに入るだけの服を持つと決めたそうです。

 

まだ古着の着物の整理や昔の思い出の品などこれから断捨離ですが、捨てた後の爽快な母はお互い頑張ろう!と励まし合う様に。

 

まだまだ母の断捨離は続きますが、考えがとても変わったみたいなので少し安心しました。